返信が届いたことで、本当に支援が始まる予感がしました。
私は、一日悩んで面談できる時間帯を書いて返信しました。
休日を挟んで、三日後に支援機関から返信が来ました。
面談日時が決まったのです。
支援が具体的になりつつありました。
返信を読んでいるうちに、
支援員の方に会うことが現実になったと感じて、
寝られないほど不安が強くなりました。
支援のことを親に話そうか。
親に話すと、
「支援?なんのことだ?勝手に何かを進めているのか?」と
責められるような気がしました。
とりあえず一回目の面談は親に黙って行ってみようと決めました。
久しぶりに、家族以外の人と向き合う日。
面談当日、まっすぐ面談場所に行くことができず、近くの建物のトイレに入って、このまま帰ろうかと思ったりもしましたが、
もう決めたんだ、ここで逃げたら元の親に責め続けられる生活に戻ってしまう。
どんなふうになってもいい。
パニックになってもいい。
そんな思いで面談場所に向かいました。
面談場所は静かな空間で、人が数人いるだけでした。
支援機関からの返信には、
支援員の目印として、
「身分証を身につけて、ビジネスバッグを持っています」
と書いてありました。
その時の私は、ビジネスバッグがどんなものか分からなくて、
バッグを持って待っている人を探しましたが、その場にはいませんでした。
不安になりながらしばらく佇んでいると、
一人の方が近づいてきて、
「〇〇さんですか?」
と声をかけてくれました。
支援員の方でした。
相談室のような部屋に案内され、面談がいよいよ始まったのです。
「これまでのことを聞かせてください」
そう言われて、
私は、24年間のひきこもり生活を話し始めました。

